アロマオイルを使用したハンドマッサージというと、ちょっと大変そうなイメージがありますが、手軽にできるところをマッサージするだけでも大きな効果が期待できます。
その代表的なのが「ハンドマッサージ」。
「手でマッサージを行う」という意味のハンドマッサージではなく、手をマッサージするハンドマッサージです。
年齢を重ねたり、家事をしていると肌が荒れてきてしまい、ハンドクリームを塗っても思うように効果が出なかったりすることってありますよね。
アロマオイルを使用したマッサージなら、精油の栄養やオイルの油分が肌の奥深くまで浸透するので、すべすべ、つるつるの手をよみがえらせることができるんです。
ハンドマッサージ用のマッサージオイルの配合は、キャリアオイル大さじ1い対してエッセンシャルオイルを1、2滴。
このくらいの量で十分両手をマッサージすることが出来ます。
保存しないので遮光瓶を使って混ぜなくても、清潔なガラス容器で混ぜるだけでOKです。
まず、オイルを手にとって両手に浸透させます。
マッサージをしていくうちにオイルが手に浸透していき、マッサージのすべりが悪くなってきたと感じたら、都度オイルを足してください。
手の甲や指の間にもしっかりと塗るのがポイント。
どの部分からやらなければならないという決まりはないので、好きなところからマッサージをします。
例えば指。指の先を反対の指でつまんでマッサージをすると、指の先まで血行がよくなってくることを実感できます。
少し強いかな、と思うくらいでも全然OK。
手のひらは、親指でぐりぐりとマッサージしたり、逆の手でげんこつをつくって、同じくぐりぐりとマッサージ。
ツボが分かればツボを刺激することで、より効果が高まります。
例えば、人差し指と親指の付け根あたりには肩こりのツボがあります。
そこを刺激することで肩こりが改善するので、ぜひ試してみてください。
手は比較的強めにマッサージしても痛みを感じにくいのですが、ずっとやっていると手が疲れてきてしまいます。
そんなときは手軽なマッサージに変更。
指をお祈りするような感じで交差させて、上下にすべらせるだけでも指のマッサージができます。
疲れがとれたらまたツボ押しなどのマッサージに戻りましょう。
マッサージが終わったら、ゴム手袋やビニールの手袋などをして家事に戻れば、パック効果でさらにすべすべの手に。
洗いもののときだけではなく、掃除機をかけるときにも手袋をすると、肌荒れを防げますし、アロマオイルで家具に油分がついてしまう心配もないので一石二鳥です。
